2026.02.27

「一皿の『向こう側』にある物語」日本最大級の環境展示会「エコプロ2025」出展レポート

2025年12月、東京ビッグサイトで開催された日本最大級の環境総合展示会「エコプロ2025」。

企業や団体、NPOなどが集まり、持続可能な社会に向けた取り組みを発信するこのイベントに、今年もびっくりドンキー(株式会社アレフ)が出展しました。

実は、私たちがこのエコプロに参加するのは、今回で17回目になります。

ハンバーグレストランである私たちが、なぜ毎年この場所に立ち続けるのか。そして、今年はどんな出会いがあったのか。 3日間の会場の様子をレポートします。

一皿から広がる「物語」を伝える


エコプロの会場には、環境学習の一環として多くの小中学生が訪れます。 私たちがここで伝えたいのは、「一皿の向こう側」にある物語です。

お店で料理を提供するまでには、食材を育てる生産者の皆様がいて、運ぶ人がいて、調理する人がいる。

そして食べ終わった後にも、リサイクルによって資源が循環していく物語が続いています。

お店での何気ない食事が、実は広い世界や自然の循環とつながっている。 そんな「食と環境の関係」を、未来を担う子どもたちに感じてもらいたい。

そんな想いで出展を続けています。

「食品ロス削減」を、もっと身近に


今回、私たちがメインテーマとして取り上げたのは「食品ロス削減」です。

料理を残さずに食べきることは、一番身近で、すぐにできるアクションのひとつ。

ブースでは、お店でも実際に体験できる完食応援イベント「もぐチャレ!!」や、食べきれなかったお料理を持ち帰ることができる「mottECO(モッテコ)」の取り組みを中心に紹介しました。

お店のタブレットを大きく再現した「もぐチャレ!!」のコーナーでは、多くの子どもたちが足を止め、興味津々な様子で見入っていました。

お店でのチャレンジや完食後のイメージが直感的に伝わったようで、自分ごととして関心を持ってくれた様子がうかがえました。

また、大人のお客様からは「mottECO」について、「知らなかった!」という驚きの声を多くいただきました。

食品ロスを減らすための選択肢として、こうした取り組みがあることを直接お伝えできる貴重な機会となりました。

それでも出る「生ごみ」は、どうするの?


もちろん、「もぐチャレ!!」や「mottECO」で食品ロスを減らす努力をしても、野菜の皮などの調理くずや、どうしても食べきれずに残ってしまったものはゼロにはなりません。

でも、私たちはそれを「ごみ」として終わりにはしません。

ブースでは、店舗から出た生ごみを、エネルギー(電気)やたい肥(肥料)に変えるリサイクルの仕組み(※一部店舗で実施)についても紹介しました。

生ごみを活用し完成した肥料が、生産者の皆様の畑で土を元気にし、そこで育ったお米や野菜が、再びお店に届く。

そんな「循環(リサイクル)」の輪が回っていることを伝えると、真剣な表情で聞き入る子どもたちの姿が印象的でした。

ただ減らすだけではなく、出てしまったものをどう次に生かすか。その大切さも、合わせてお伝えしました。

「えっ、本当にお店の人?」子どもたちとの対話


3日間で、ブースには2,600名を超えるお客様が足を運んでくださいました。

今回、説明スタッフとして参加したのは、普段は店舗や工場で働いているスタッフたちです。

制服姿のスタッフを見て、子どもたちからはこんな質問が飛び出しました。

「えっ、本当にお店の人なの?」 「お店で働いている時に大切にしていることはなんですか?」

環境への取り組みだけでなく、働く人の「仕事への想い」に対する素朴な質問も多く寄せられました。

普段は店舗や工場で働いているスタッフにとっても、こうしたイベントでお客様とじっくり対話することは、自分たちの取り組みへの理解を深める新鮮な体験となったようです。

「食」を通じて、未来をつなぐ


お米の仕入れに関する生物多様性を紹介するコーナーでは、田んぼの生きもの調査で使う白いバットを再現しました。

模型の生きものたちをまじまじと観察する子どもたちの姿が見られ、生きものと農業のつながりに関心を持ってくれたようです。

私たちが提供する一皿の向こう側には、豊かな自然があり、たくさんの人の想いがある。

エコプロへの出展を通じて、そんな「当たり前だけど大切なこと」を、少しでも多くの方と共有できたなら嬉しく思います。

会場で交わした言葉の一つひとつが、皆様の心に残り、明日からの暮らしの中でふと環境のことを思い出したり、何かひとつでも新しいアクションにつながるきっかけになれば幸いです。

これからもびっくりドンキーは、食と環境、そして未来をつなぐ活動を続けていきます。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

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