2026.06.29

お食事の時間をより豊かに。私たちが小樽で自社醸造のビールを造る理由

びっくりドンキーでお食事を楽しむひととき。

できたてのハンバーグと一緒に、ビールを味わうお客様の姿は、お店の日常の風景です。

私たちがご提供している「ドンキーハウスビール」。

実はこのビール、他社から仕入れた汎用製品ではなく、私たちが北海道・小樽の自社醸造所で造っているオリジナルのクラフトビールだということをご存知でしょうか。

現在では、年間およそ700キロリットルものビールを自社で醸造し、全国の店舗へお届けしています。

ハンバーグレストランが、自社でビールを造る。

どうしてそこまで手のかかることをしているのか。

その裏側には、創業から受け継がれてきた「食の文化」に対するひとつの強い想いがあります。

ドイツの豊かなビール文化を、日本の食卓へ

始まりは、創業者がビールの本場・ドイツを訪れた時のことでした。

ドイツでは、ビールは単にアルコールを楽しむためだけのものではなく、地域のコミュニティや家族の食卓に欠かせない存在として、日常に深く根付いていました。

街ごとに独自のビールがあり、人々がビアホールに集い、ビールを片手に世代を超えて語り合い、ゆっくりと食事の時間を楽しむ。

そんな豊かで温かい「食の文化」に深く感銘を受けた創業者は、「日本のお客様にも、このドイツで親しまれてきたビール文化を味わっていただきたい」と強く願いました。

しかし、その理想とする味わいを追求するために、既存の製品を仕入れるのではなく、自分たちが目指す味わいを一から造り上げることにしました。

こうして、私たちのビール造りへの挑戦がスタートしました。

目指した味を求めて。海を渡ってきた醸造家と伝統製法

ドイツで学んだ味を日本で表現するために、私たちはドイツから一人の専門家を招聘しました。

その専門家は「ブラウエンジニア」という、ドイツのビール醸造に関する専門資格を持っています。

これは、ビール醸造の技術を中心に、醸造所の運営に関する幅広い知識を体系的に学ぶ資格です。

その専門家と共に私たちが大切にしてきたのが、1516年にドイツで制定された「ビール純粋令」という歴史ある規定です。

これは「ビールの原材料は麦芽・ホップ・水・酵母のみとする」というもので、古くからある食品に関するルールの一つとして知られています。

米やコーンなどの副原料を使わず、素材の特徴が表れやすい伝統的な製法。主原料となる麦芽には、ドイツ産のものを選んでいます。

さらに、ビールに命を吹き込む酵母は、自社で大切に培養した自家製酵母を使用しています。

伝統製法を支える、北海道・小樽の「水」

伝統製法を大切にするからこそ、ビール造りの土台となる「水」の選定は特に重要な課題でした。

ドイツの伝統的なビールを目指すうえで、水質も大切な要素です。

全国各地を探し求めた末に、私たちが目指す味づくりに合う水と出会った場所が、北海道の小樽でした。

1999年、豊かな自然と恵まれた水を持つこの小樽の銭函(ぜにばこ)に自社醸造所を開設。

以来、この場所が私たちのビール造りの拠点となっています。

ハンバーグの味を引き立てる一杯

もちろん、ただ伝統的なドイツビールを造るだけではありません。

私たちが目指したのは、あくまで「びっくりドンキーのハンバーグに合うビール」です。

商品開発のコンセプトは、ジューシーな肉の脂をすっきりと感じさせ、口の中に苦味が残りにくい後味を目指すこと。

お食事と一緒に楽しんでも料理の味を邪魔せず、次の一口、次の一杯がおいしく飲めるように、独自のレシピで丁寧に醸造されています。

また、やわらかな口当たりで、ハンバーグのおいしさをより一層引き立てることを目指しました。

「つくりたて」のフレッシュなビールをお店へ

保存料や安定剤は使用せず、伝統的な製法で造られる私たちのビールは、賞味期限が比較的短いという特徴があります。

だからこそ、小樽の醸造所で造られた生ビールの味わいを、品質を管理しながら全国のお店へとお届けしています。

お食事の始まりに、あるいは締めくくりに。

今日も小樽の醸造所から、全国のお店で待つお客様へ。自社醸造のドンキーハウスビールをお届けしています。

※20歳未満の方、車・自転車などを運転される方へのアルコールの提供はお断りいたします。

この記事のタグ

食材

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