2026.10.01

「コーヒーカップ」に注ぐ、スペシャルティコーヒーと私達の想い

自社調達・自社焙煎のスペシャルティコーヒー

忙しい朝やゆっくり過ごすお昼時、夕食を楽しむ時間も、お店で飲むコーヒーをお楽しみいただけるように。

びっくりドンキーのコーヒーは、自社基準を満たした「スペシャルティコーヒー」に限定しています。

グアテマラ、エチオピア、ブラジル、インドネシアなど珈琲豆の原産国へ出向いて直接取引し、珈琲豆を北海道にある自社焙煎工場でロースト。

鮮度管理にもこだわり、ご注文を受けてから一杯一杯抽出しています。

ご提供するコーヒーは、特定の産地の豆だけを使用した「シングルオリジン」と、複数の産地の豆を組み合わせた「ブレンド」の2種類をご用意しております。

なくてはならない特別なコーヒーカップ


ところで、びっくりドンキーのコーヒーカップは、サイズも形もイラストも独創的だと思ったことはありませんか?

今回は、コーヒーを楽しんでいただけるよう工夫したオリジナルカップが主役のお話。胸を張っておすすめできるスペシャルティコーヒーと同じくらい、コーヒーカップにも私達の想いが込められているのです。

カップの製作現場で出会った「人の手による仕事」


びっくりドンキーのカップが製造されているのは、歴史ある「やきもののまち」として知られる岐阜県・土岐市。

陶磁器産業も、時代とともに自動化が進んでいますが、それでも人の手による作業が現在も残っているのだといいます。

今回、カップ製造にご協力いただいている、作り手さん達の作業現場を見学させていただきました。

カップを構成するのは、コーヒーを注ぐ「胴」の部分、胴を支える「高台(こうだい)」、持ち手となる「ハンドル」の3パーツ。

生地を土練機(どれんき)で練り、石膏の型で製造されたそれぞれのパーツを、泥を使ってつなぎ合わせていくのは手作業。

胴と高台は、接合部分がズレてしまうとカップが倒れる原因になり、また、ハンドルと胴は、接合部分をなめらかにならすのが特に難しいのだそうです。

この成形工程でわずかな歪みや不均一さがあると、カップの仕上がりに影響することがあります。

そのためこの手仕事は、びっくりドンキーのカップ作りにおける重要な工程なのです。

カップに絵付けを行う作業も手仕事。

絵柄のついたデザインシートをカップに1枚ずつ手で貼り付けて転写を行い、窯で絵柄を焼き付けていきます。

焼き付ける食器が沢山あると窯の温度が下がってしまったり、温度が高すぎると絵の具が溶けてしまうことがあるので、焼く食器の組み合わせや窯の温度調整には慎重になるのだといいます。

「食器作りは、時間も手間もかかりますが、心を込めて手掛けたカップが全国のびっくりドンキーで使われていることに、やりがいを感じています。」と語ってくださる作り手の皆さん。

やきものは、乾燥、焼き具合など様々な理由でキズや穴ができ、意図せぬ模様が出てしまうことがあるなどの難しさがあるのだといいます。

人の目で一つひとつ確かめ、細部まで丁寧に手仕事をする。使う人のことを考えて一つひとつ仕上げる、作り手の仕事だと感じます。

オリジナルカップ誕生秘話

形状を見直し、現在の形へリデザイン

びっくりドンキーのコーヒーカップは、2000年頃からくびれた形が特徴のビクトリアンスタイルを採用。

ところが当時のカップは倒れやすいという課題があったため、高台を大きく設計し直し、2013年から現在の形のカップになりました。

イラストに込められた想いと背景


飲むと髭が生えたように見えるデザインは、1968年、岩手県盛岡市で創業したびっくりドンキーの前身である、ハンバーガーとサラダの店「べる」のロゴマークから着想を得たもの。

「お客様を驚かせたい、ワクワクさせたい」と社会に役立ちながら皆様に楽しんでもらえるお店を目指した創業当時の想いを忘れないために、当時の食器デザイナーが遊び心を込めて仕上げたのが、このカップなのです。

髭のイラストの反対面には、コーヒーの原産地の一つとして知られる「エチオピアの森」をイメージしたイラストが。

デザイン上部には「coffee is the gift to the world.(コーヒーは世界への贈り物)」を記しています。

これは、私達が珈琲豆の原産地・エチオピアを訪れた際に出会った言葉が元となっており、現地の人々の手で大切に育てられた珈琲豆の恵みに感謝の気持ちを込めてこの言葉をカップに刻みました。

ちなみに、アイスコーヒーのグラスにも、ある秘密が。

グラスの表面から突き出たポッチ、一見ただの滑り止めかと思うかもしれませんが、実はこれモールス符号で「Have a nice day」と書かれているんです。

びっくりドンキーでお過ごしいただく時間が、お客様にとっていい1日となりますように。

最後の一口まで、コーヒーを楽しんでいただけるように


今回は、スペシャルティコーヒーが味わい深くなるようなカップにまつわるお話をご紹介いたしましたが、ご提供する時にも皆様にコーヒーの味わいを楽しんでいただくための工夫があります。

びっくりドンキーのコーヒーは「一杯出し」を徹底し、カップはコーヒーを注ぐ直前までカップウォーマーで温めています。

だんだんと肌寒さを感じるこの季節に、カップのお話とともに心と身体も温まる一杯をぜひ、お店でお楽しみください。

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